2026年9月21日月曜日

9/22 利上げ後も米国株は強い。半導体が急上昇

こんにちは。

利上げ後の推移を見ていたのですが、株式市場は強いですね。

普段Investing.comでチェックしているリストの一部です。

昨晩はダウも上昇していますが、NASDAQがかなり強そうですね。
ここにはありませんが、SOXは4.29%上昇となっています。

9月21日の米国市場では、NASDAQが2.26%、S&P500が1.49%、ダウが0.71%上昇。NASDAQは過去最高値を更新しました。

債券利回りは少し下げてきていますが、10年債利回りはまだ5%近辺です。
今後どのあたりで安定するのかは、もう少し見ていく必要がありそうです。

その間は為替も動きそうですね。


【5日間チャート】

Fear&Greedは29から34まで戻しましたが、まだ「Fear」となっています。

VIXは先週、一時18を超える場面がありましたが、現在は14.8前後まで低下しています。

チャートで見ると、今は原油との連動も目立っていますので、こちらも合わせて見ています。

今回のように、原油と債券利回りが低下して株式市場が上昇する流れが続くのか、それとも今後相関が変わってくるのか。

そのあたりを見ていると、何か別のチャンスが見えてくるかもしれませんね。

株式指数もVIXが落ち着いてきていることもあり、上昇しています。


今月は証券口座の資産がまぁまぁ下がってしまっているので、日本もハイテク、特に半導体関係が米国のように踏み上げていくのか楽しみにしています。

米国では半導体株がかなり強く、AMDが約10%、Intelが12.2%、Armが17%上昇するなど、AI・半導体関連が相場を押し上げていますからね。

あと2日間は日本はお休みなので、木曜日までお預けですけど……。

楽しみにしすぎて、ジャンピングキャッチしないように注意します(笑)

それでは、もう少しシルバーウィークを満喫しましょう。


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2026年9月20日日曜日

9/20 利上げ通過、それでも円安・半導体高が続く相場

こんばんは。

今週のメインイベントだったFOMCと日銀金融政策決定会合を無事に通過しました。

どちらも市場予想通り25bpsの利上げとなりましたが、内容と市場の反応には違いが出ました。

米国は12対0の全会一致で利上げ。
FOMC後に公表されたドットチャートでは、年内に追加利上げを見込む参加者が多く、前回よりも金利見通しが上振れしています。

ウォーシュ議長の会見でも、米国経済や雇用は底堅い一方で、インフレが依然として大きな問題であるとの認識が示されました。
追加利上げの余地を残した内容となっており、全体としてはタカ派寄りの内容だったと受け止めています。

一方、日本は7対2で利上げとなりました。

植田総裁は、今後の利上げについて「排除しない」という姿勢を示し、50bpsの利上げや連続利上げについても、物価情勢次第では可能性を否定しませんでした。

ただし、急激な利上げについては、インフレが大幅に上振れするような状況で必要になるもので、急激な金融引き締めによって経済に意図しない影響を与えることは避けたいという考えも示しています。

このあたりから、米国はかなりインフレ警戒が強く、日本は利上げを継続する姿勢を示しつつも、ペースについては慎重に判断するという違いが見えます。

このあたりを踏まえて、今週を振り返りましょう。

〇米国10年債利回り、為替、ゴールド、原油
10年債利回りは、FOMCでの25bpsの利上げ自体は事前にかなり織り込まれていたため、発表直後に大きく動くというより、高水準での推移となりました。

週を通じて5%近辺で推移し、週末には再び5%付近まで上昇しています。

5%という水準自体がかなり意識されるところなので、今後も株式市場を見る上では重要なポイントになりそうです。

為替は、米国の追加利上げ観測が強まり、日米の金利差が縮まりにくいとの見方から、再び円安方向へ動きました。

日銀が1.25%へ利上げした後も円安が進み、ドル円は一時158円台まで上昇しています。

日本の利上げだけを見ると円高材料ですが、今回はFRBも利上げを行い、さらに追加利上げの可能性も残しています。

そのため、日米の金利差是正が想定ほど進まないという見方が強まり、円安方向に反応したのかなと見ています。

また、円安が進んだことで為替介入への警戒感も再び強まっています。
日本当局によるレートチェックが行われたとの報道もあり、今後の為替の動きには少し注意しておきたいところです。

ゴールドは、利上げを受けて下落する場面もありましたが、週後半には反発。

原油価格が下落したことでインフレ懸念がやや和らいだことや、FOMC前にゴールド下落を見込んでいたポジションの巻き戻しなどもあり、週間では上昇しています。

まだ大きな上昇材料が出てきたわけではありませんが、下げ止まりそうな動きには見えます。

原油は週後半に下落してきています。

WTIは一時100ドルを下回る場面もありましたが、中東情勢が続いていることもあり、まだ高い水準です(グラフは軽質原油)。

原油がこのまま落ち着いてくれるのか、それとも再び上昇するのかは、インフレと金利を見る上でも引き続き重要になりそうです。

〇株式指数
FOMC直後は警戒感から下落しましたが、翌日の米国市場では大きく反発。

特に半導体を中心としたハイテク株が強く、NASDAQや半導体指数が相対的に強い動きとなりました。

週全体で見ると、ダウは約1.7%下落、S&P500はほぼ横ばい、NASDAQは約0.7%上昇となっています。

金利が上昇している状況でも半導体を中心とした成長株が買われているのは、やはりAI関連需要の強さが意識されているからでしょうか。

日経平均も米国市場の反発を受けて上昇。

特に金曜日は、日銀の利上げ後にもかかわらず株式市場は強く、お昼の休場時間に見た気配値が全面高のような状態になっていたので、少し驚きました。

〇景況感
債券利回りはすでに利上げをある程度織り込んでいたため、FOMC後に急激に上昇したわけではありません。

とはいえ、米国10年債利回りは5%近辺という高水準。

ドル高円安、ドルインデックスの上昇もあり、本来なら株式やゴールドには厳しい環境です。

それでも株式は反発し、ゴールドも下げ止まりから反発する動きとなりました。

特に印象的なのは、金利上昇局面でも半導体が強いことです。

AI関連の成長力が非常に強く、0.25%程度の利上げでは成長期待を抑えきれないという見方もできそうです。

一方で、すべての企業が同じように強いわけではありません。

米国の8月雇用統計では非農業部門雇用者数が16.2万人増加しましたが、雇用増加の中心はレジャー・宿泊飲食や地方政府の教育部門などでした。

一方で情報産業は2.3万人減少、金融も1.1万人減少しています。

全体の雇用者数だけを見ると強く見えますが、業種別に見るとかなりばらつきがあります。

個人的には、9月、10月の雇用統計の推移は、今後の米国経済を考える上で注目したいと思っています。

日本については、消費の弱さが少し気になります。

7月の二人以上世帯の実質消費は前年比3.6%減少となり、8か月連続の減少となっています。

雇用や所得環境は底堅い一方で、物価高によって消費が抑えられている部分もありそうです。

日銀も今回の声明で個人消費は底堅いとしつつ、家計マインドには弱さがあるとしています。

利上げによって物価上昇を抑える一方、金利上昇が消費や企業活動にどの程度影響するのかは、今後見ておきたいところです。

まとめ

今週は、米国・日本ともに利上げを行いました。

ただし、FOMCはインフレ警戒を強めて追加利上げの可能性を残し、日銀は利上げを継続する姿勢を示しながらも、今後のペースは経済・物価・金融情勢を見ながら判断するという違いがありました。

その結果として、日米金利差の縮小が想定ほど進まないとの見方から円安が進みました。

個人的には、為替については再び円安トレンドが意識される状況になったと見ています。

ただし、円安が急激に進めば為替介入への警戒も強まりますので、このあたりは少し注意しておきたいところです。

ゴールドは底堅いものの、米国の追加利上げ観測が強まると短期的には上値が重くなりそうです。

一方で、原油価格が落ち着けばインフレ懸念も少し和らぐため、原油の動きは引き続き重要だと思っています。

株式については、金利が高いにもかかわらず半導体を中心としたハイテク株が強く、AI関連の成長期待が金利上昇によるマイナス材料を吸収しているように見えます。

ただ、S&P500全体を見ると、指数全体が同じように強いわけではありません。

金利上昇の影響を受けやすい企業や、負債の大きい企業には徐々に負担が出てくる可能性があります。

日本でも企業倒産は増加傾向にありますので、今回の利上げが今後どの程度企業業績や倒産件数に影響してくるのかは注視しておきたいと思います。


年初来で見ると、米国債券利回りは上昇していますが、為替やゴールドは大きく水準が変わったというほどではありません。

株式市場も中東情勢などで春先に大きく下げる場面がありましたが、年初来では堅調な推移となっています。

今のところ、まだ慌てて動くようなステージではないと見ています。

〇投資
今週は動きのあった個別から。

指値を入れていた日経半導体ETFが下落したため、予定していた価格で買いが刺さりました。

また、今週末は半導体からディフェンシブへの資金流入がありそうと考えて、アシックスに一単元スイングで入りました。

選定理由は、底打ちしたように見えたことと、有利子負債が大きくないため、利上げによるネガティブ材料が他の銘柄よりも小さいのではないかと考え、リバウンドを狙えそうと思ったためです。

ただ、FOMC通過後は予想とは逆の動きになったため、早々に成り行きで売却しました。

結果は12,000円ほどのマイナス。

中長期で持つことも考えましたが、そこまで伸びそうなイメージが持てず、持ち続ける理由としては少し弱いと判断しました。

それなら多少損切りになっても、他の銘柄へ資金を移したほうがいいと判断しています。

シルバーウィーク明けは一度様子見して、無理にエントリーする予定はありません。

10月から11月にかけて、年末のクリスマスラリーを意識した買い場があれば、少しずつ入っていきたいと思っています。

投資信託については、Fear & GreedがFearで推移していますので、引き続き少し増額して積み立て中です。

VIXは落ち着いていて、大きく下がっているという感じではありませんが、FearからNeutralになった頃には相場も戻しているかもしれません。

そのあたりはあまり気にせず、今は淡々と積み立てていこうと思っています。

この休みの間に面白そうな銘柄がないか、またチェックしてみたいと思います。

不安定な相場なので、変にエントリーして振り落とされないように気をつけながら、ゆっくりと投資を楽しみたいと思います。

銘柄名を出していますが、推奨ではありません。
投資は自己責任でお願いします。

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2026年9月12日土曜日

9/13 久々に資産推移を公開。現在の投資スタイルと運用状況

おはようございます。

今回は久々に、現在までの資産推移と投資状況についてまとめてみようと思います。

まず、現在までの資産推移です。 金額は伏せて、推移だけ載せています。


月単位で見ていますが、毎週月曜日時点のデータを集計しているため、月によって数日のズレがあります。 あくまで自分自身の投資状況や傾向を見るためのものなので、ざっくりした推移として見てもらえればと思います。

現在は、積み立てをNISAと特定口座、個別株を特定口座で購入する形にしています。

もともとは高配当銘柄をNISAで購入していたのですが、実際に保有してみると思惑と違う銘柄も出てきて、損切りすることがありました。投資信託についても、投資を始めた頃はいろいろな商品を購入していましたが、それらを整理していく中で、個別株のほうが投資信託よりも売却する機会が多くなりました。そこで、個別株については損益通算ができる特定口座で運用することにしています。

また、ちょいちょい入っているまとまった入金については、積み立て保険の解約などによる臨時収入分を投資に回しているものです。とはいえ、一気に入金するのはちょっと怖いので、まとまったお金が入った場合も月を分けて、ある程度分散して入れるようにしています。

現在の資産割合は、

・投資信託:約60% ・個別株:約30% ・iDeCo+現金:約10%

といった感じです。建付けとしては、見ての通り投資信託はコアとサテライト、個別株はサテライトとする形ですね。

また、iDeCoやふるさと納税などを利用して、できる範囲で節税もしています。……と言いつつ、先日はiDeCoの手続きを忘れていることに気づかず、数ヶ月入金が止まってしまっていましたが(笑)

個別株については入れ替えもそれなりにあるので、今回は投資信託の銘柄を公開します。

【NISA】

・オルカン ・S&P500 ・NASDAQ ・FANG(サテライト) ・ゴールド

こちらは最近、NASDAQを追加しています。FANGは、少し集中しすぎて銘柄入れ替えの影響が大きく、値動きもかなり偏りやすいので、ハイパースケーラーなども取り込みつつ、もう少し分散させたいと考えました。それと、実際に保有していることで、NASDAQの指数や関連銘柄の動きをよりしっかり見るようになるというのもあります。

【特定口座・サテライト】

・Tracers ゴールドプラスシリーズ

オールカントリーゴールドプラスは、現在はオルカンが軟調なこともあり、マイナス推移となっています。今年から投資しているものなので、まだ金額自体はそれほど大きくありません。

TOPIXゴールドプラスも同様に最近は軟調で、こちらはほぼフラットといったところです。

その他の投資信託については、ある程度保有期間も経っているため、損益はプラスで推移してくれています。

去年はS&P500やNASDAQのゴールドプラスがかなり好調でした。その後、関税ショックによる大きな下落もありましたが、比較的早い段階で戻してくれたので、結果的には良い経験になりました。

個別株については、現在は半導体関係のETFや金融に注目しています。ただ、このあたりはすでにある程度織り込まれている部分もあるので、ここから大きく取れるかというと、少し微妙かもしれません。

あとはNTTですね。以前から150円より下げてきたところでは少しずつ買い増していました。買える範囲では買っていたのですが、思っていたよりも早く反発してしまいました。「もう少し買いたかったなぁ」というのが本音ですね(笑)

来週のFOMCから始まり、日銀会合、米国中間選挙、そして年末のクリスマスラリーと、まだまだ市場を動かしそうなイベントが続きます。

相場が動けばチャンスもありますが、焦って追いかける必要もないと思っています。

無理に大きな利益を狙うのではなく、状況を見ながらゆっくりと投資を楽しんでいきたいと思います。

銘柄名を出していますが、推奨ではありません。 投資は自己責任でお願いします。

それでは、ゆっくりと投資を楽しみましょう。


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9/12 インフレ警戒と原油高、それでも崩れない株式市場

こんばんは。

今週も変わらず荒れ模様でしたね。

中東情勢ではイランと米国の応酬が続き、WTI原油、ブレント原油ともに大きく上昇しました。
経済指標では、米国のPPI、CPIともにインフレへの警戒感を強める内容となりました。
8月の米国CPIは、総合が前月比+0.4%、前年比+3.4%。コアCPIは前月比+0.3%、前年比+2.4%となっています。
PPIも強めの内容となり、インフレがなかなか収まらない状況が改めて意識されています。
日本でも企業物価は引き続き高い水準で推移しており、国内でも物価上昇への警戒感は残っています。
他にはベッセント氏から為替に対する強い発言もあり、為替市場にも警戒感が出ています。

以上を踏まえて、いつも通り振り返りからいきましょう。

〇米国10年債利回り、為替、ゴールド、WTI原油
WTI原油は大きく上昇し、一時は100ドルに近づくところまで上昇しました。
ブレント原油は100ドルを突破しており、中東情勢が長期化すれば、エネルギー価格を通じてインフレへ影響する可能性があります。
まだ予断を許さない感じですね。

米国10年債利回りも上昇しています。
5%目前まで上がってきており、2023年以来の高水準となっています。

為替はジリジリと円高に推移しています。
クロスレートではユーロ円も見ていますが、こちらも円高方向に推移しています。

ゴールドは軟調ですが、他の資産の値動きが激しい割にはボラティリティは小さめでした。

〇株式指数
米国の経済指標は総じてインフレ警戒を強める内容でしたが、株式市場は思ったほど崩れていません。
日本株は金曜日に大きな下げとなりましたが、米国株はインフレ指標が強かった割には底堅く推移しています。

〇景況感
中東情勢
中東情勢がなかなか落ち着きを見せませんね。
思ったよりもイランにも余力がありそうです。
トランプ氏が中間選挙後の終結を示唆していますが、市場の期待感はそれほど強くないように感じています。
中間選挙を意識したばらまき発言も出ています。
これは政治的にも財務的にも反発を受けやすいでしょうし、終結の信憑性も含めて、一旦は話半分で聞いておくぐらいで良いと思います。

原油高は当面リスクとして見ておく必要がありそうです。
ただ、原油価格の上昇自体は市場にとってすでにサプライズではなくなってきています。
そのため、株式市場は以前ほど大きく反応しなくなっています。
一方で、物価高への警戒感から債券市場は幾分反応している印象です。

米国の金融政策
経済指標については、引き続きしつこいインフレを懸念させる内容となりました。
これだけで利上げが確定するわけではありませんが、前回の雇用統計が比較的良好だったことも合わせると、利上げを後押しする材料にはなってきています。
そこへ中東情勢による原油高が加わりました。
ただし、原油高がこのまま持続するのかはまだ不透明です。
個人的には、現時点では「原油高だけで利上げ」というより、原油高からインフレがさらに加速し、それが定着するようなら追加の利上げが必要になる、という見方をしています。
そのため、次回FOMCでの判断と、その後のFRBの温度感にはかなり注目しています。

米国株
米国の株式指数は、思ったよりも下げていない印象です。
VIXを見ても、現時点ではまだ本格的なリスクオフという印象はありません。
もちろん反発する可能性はありますが、ここから一気に「稲妻が輝く」ような相場になるのかは、まだ分からないところです。
何にせよ、FOMCまでは様子見ムードになりそうです。

日本株
日本株は週末に下げた分、月曜日には多少反発するかもしれません。
ただ、下落銘柄が多い状況が続いています。
日本でも利上げが意識されやすい状況になっていますので、やや軟調に推移すると見ています。
一方で、米国市場が大きく崩れていないのであれば、米国株に牽引してもらえる企業で下支えする可能性はあると思っています。

ゴールド
ゴールドはやはり底堅い推移となっています。
徐々にサポートラインが上がってきているように感じますが、まだそこまで強力なものではなさそうです。
原油が急騰しているため、短期的にはコモディティ内で資金の一部が原油へ向かう可能性もあります。
ただし、インフレや地政学リスクが続く限り、ゴールドの下値も比較的限定されやすいと考えています。

まとめ
金融政策
警戒感が強く、利回りも高めで推移しています。
10年債利回りが5%に近づいてきていますので、FOMCでどの程度の温度感となるのかは注目したいところです。
現状では、インフレへの警戒感を市場に与え、金融引き締めへの抑止力を働かせる展開になると予想しています。
インフレ指標は強くなっていますが、今のところ「すぐに大幅利上げ」という状況ではありません。
原油高も一時的な要因になる可能性がありますので、持続するのか、それとも市場に織り込まれていくのかを見ていきたいところです。

ちなみに中東情勢は、それぞれが強硬姿勢を崩しておらず読みにくいので、そこまで気にしないことにします。
原油高で推移しても、そのうち市場が織り込んでいくでしょうし、最終的には一時的な材料になる可能性もあると考えています。

為替
為替は日米の金利差が詰まってきていますので、現状あたりか、もう少し円高方向で推移すると見ています。
米国のインフレが収まってはいないため、米国金利が高止まりする可能性はあります。
一方で、日銀の追加利上げ観測や米国からの円高圧力もありますので、一方向に大きく円安へ戻る展開にはなりにくいと考えています。
去年の段階では、今年のドル円レンジは良くても現状ぐらいかなと思っていましたので、特に驚きはありません。
ただ、米国の利下げが進みませんでしたので、もう少しドル高へ振れる可能性はあると見ています。

ゴールド
ゴールドは原油高によって、一時的に資金流入が少し弱くなる可能性があると見ています。
コモディティという枠で見ると、原油高の影響が強い資産へ一時的に資金が向かう可能性があるためです。
とはいえ、地政学リスクとインフレへの警戒感が残っている以上、ゴールドそのものの需要が大きく崩れるとは考えていません。

株式市場
米国
業績は好調で、指数も高値圏から大きくは下がっていません。
インフレ、金利、原油という悪材料が出ているにもかかわらず、この水準を維持できているのは少し面白いところです。
警戒感が和らいだ時に、ここからどう動くのか。
ちょっとワクワクする展開と見ています。

日本
国内需要の企業へのダメージがどの程度になるのかが不安材料と感じています。
実質賃金が物価上昇に追いついていない可能性が高い中、消費が弱い状態で金利が上昇するとなれば、国内需要型の企業にはかなり厳しい状況になる可能性があります。
そのため、日経平均よりもTOPIXの方が影響を受けやすい部分もあるのではないかと考えています。

〇投資
投資信託
Fear&GreedはFearで推移していますので、少し積み立て額を増額しています。
含み益はガンガン下がっていますが、これは今がきっと仕込み時だと思って気にしないようにしています。
……とはいえ、気持ち的には含み益は大きい方が嬉しいですね(笑)。

日本株
ETF
先日大きく下げたタイミングで、GX日本半導体と日経半導体に指値が刺さり、買い増ししています。
安くは買えているので、ここから大きくマイナスになるとは考えていませんが、なかなかプラスに転じてくれませんね。
焦らず待ちたいと思います。

個別
こちらは動きなしです。
色々と物色もしているのですが、現状はディフェンシブも選別がありそうで怖いですし、半導体関係は意外とそれほど下がってきていません。
いくつか監視銘柄を増やしましたが、自分のチェック項目に引っかかるところがありますので、たぶん買わない気がしています。

今は私が好む地合いではないので、無理は禁物ですね。
ちなみに日本株の含み益も、まぁまぁ下げています。

今は「仕込み時」と自分に言い聞かせながら、このタイミングで投資信託をできる範囲で積み立てておきます。
相場が荒れている時ほど、焦って大きく動くよりも、自分のルールに沿って淡々と進めることが大事だと思っています。
皆さんも退場しないように、無理のない範囲での投資を心がけましょう。

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2026年9月5日土曜日

9/5 雇用は強い、でも金利はどうなる?──日米の金融政策を意識した一週間

こんばんは。
為替が慌ただしく動く週でしたね。
米国では原油高などから利上げ懸念が強まっていましたが、週半ばにはウォラー理事やウィリアムズNY連銀総裁から、今後のインフレ指標次第では9月の利上げを急がない姿勢が示され、一度は利上げ懸念が後退しました。
ところが週末に発表された8月雇用統計では、非農業部門雇用者数が+16.2万人と市場予想を大きく上回り、失業率は4.1%で横ばいとなりました。雇用市場の底堅さが確認されたことで、再び9月利上げの可能性が意識される展開となりました。
一方、日本では米財務長官のベッセント氏による日本の金融政策・為替政策への言及に加え、植田日銀総裁や日銀関係者からも利上げを意識させる発言が相次ぎ、9月利上げ観測が強まりました。
米国の金融政策は利上げ懸念が後退したと思えば雇用統計で再燃、日本では利上げ観測が強まり、為替も大きく円高方向へ動くなど、かなり振り回された一週間だったと思います。
このあたりを踏まえて、今週の振り返りから行ってみましょう。

〇米国10年債利回り、為替、ゴールド

米10年債利回りは一時4.8%を超える水準まで上昇しましたが、その後はやや低下し、週末時点では4.78%前後となっています。
8月雇用統計後には一時4.81%付近まで上昇しており、9月の利上げをかなり織り込む動きとなりました。
為替は160円付近から一時155円台まで円高が進み、その後は156円台まで戻しています。
米国では雇用統計によって利上げ懸念が再燃する一方、日本では9月利上げ観測が強まっており、日米の金融政策の方向性の違いが円高を後押ししたように見えます。
ゴールドは為替や金利に振り回され、方向感のない動きとなりました。

〇株式指数

米国株は利上げ懸念から軟調になる場面がありましたが、ウォラー理事などの発言を受けて一時的に買い戻される場面もありました。
しかし週末の雇用統計で再び利上げ観測が強まり、金利上昇とともに株式市場は上値の重い展開となっています。
日本株は円高の影響もあり、米国株ほど戻りが強くない印象です。
現在はFOMCを前に金融政策への警戒感が強く、ポジション調整が入りやすい状況だとみています。

〇景況感

米国

8月の雇用統計はかなり強い結果となりました。
非農業部門雇用者数は+16.2万人と市場予想を大きく上回り、失業率は4.1%で横ばいでした。
一方で平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.1%と、賃金上昇が再加速しているわけではありません。
そのため、
「雇用は強いが、賃金インフレが再加速しているわけではない」
という点は意識しておきたいところです。
単月の雇用統計だけで9月利上げが決定的になったとは考えていません。
実際、ウォラー理事は、今後発表されるインフレ指標が鈍化を続けるのであれば9月は据え置きを支持する姿勢を示しています。一方、インフレが再加速すれば利上げを支持する可能性も示しており、今後のCPIなどが非常に重要になっています。
そのため、現時点では利上げ・据え置きの両方が残っている状態だとみています。
パウエル氏が議長だった場合と比べると、現在のFRBはインフレへの警戒感が強く、利上げの可能性を完全には無視できない状況です。
それでも個人的には、雇用統計だけで9月利上げを決めるには材料として弱く、現在の債券利回りはやや利上げを織り込み過ぎている印象があります。
株式市場も方向性を決める材料が不足しており、FOMCに向けたポジション調整が続く可能性があるとみています。
現状はまだ高値圏にあるため、もう一段下げる可能性も考えています。

日本

9月の日銀利上げについては、以前は「9月に踏み切れるか」という見方をしていましたが、ここまで材料が揃ってくると、かなり現実味が増してきたと感じています。
植田総裁も9月会合で利上げを議論する可能性を示しており、今後発表される物価や景気の数字が重要になりそうです。
一方で、今回の円高によって輸出企業など一部の企業には株価の下押し圧力がかかりそうです。
また、日本の消費支出は7月の実質ベースで前年比-3.6%となっています。
物価が高い中で個人消費が弱い状態が続いているため、家計の負担が増えている可能性はありそうです。
景況感が比較的高い一方で消費が弱いという状況が続けば、今後は個人消費の減速が景気の下押し要因になる可能性も警戒しておきたいところです。
インバウンド需要の動向も含め、国内消費が今後どう推移するかは確認していきたいと思います。

〇投資

VIXはまだ低い水準ですが、Fear & Greedは一気にFearまで低下しました。
積み立てはマイルールに従って、積み増し設定に変更しています。
為替も円高方向に動いたこともあり、外貨資産を含めた資産全体では今週はそこそこ下落しました。

日本株ではGX半導体ETFが-1σの指値に刺さり、買い増しとなりました。
日経半導体ETF、防衛ETFはそこまで下がらず、買い増しはありませんでした。
金融・保険が下がれば買いたいと思い指値も入れていましたが、こちらは思ったほど下げませんでした。
こちらも含み益は今週下がっています。

今週何日か見ていた銘柄は松屋です。
ストップ安まで下落したことで気になっていました。
インバウンド需要などで高騰した後の下落だったため、1,800円あたりまで下げれば2,000円程度まで戻すリバウンドを狙えるのではと考えていました。
ただ、実際には2,200円付近で下げ止まっており、まだ下げる可能性もありそうです。
この位置から無理にリバウンドを狙う必要はないと判断し、今回は見送りました。
キオクシアも5万円付近で推移しており、こちらも大きな押し目はありませんでした。

今週は金融政策への警戒感が強く出そうなので、買い増ししているETFについてはルール通りに指値を入れていく予定です。

一方、個別株については、よほど条件が良くならない限り、リバウンド狙いは控えめにする予定です。
スイングでのリバウンド狙いとしては、半導体銘柄が有力だと考えています。
ただ、まだどこまで下げるのか判断しにくいため、来週の値動きと需給を見ながら判断したいと思います。
前回のように落ちるナイフを掴まないように、今回はしっかり下げ止まりを確認してから拾いにいくように気をつけます。

来週はFOMCを控え、米国のインフレ指標や金利、為替の動きにも注意しながら、慎重に楽しみたいと思います。

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