先週末の日米同時介入からどうなるのかとハラハラしましたが、今週は思った以上に堅調な相場となりましたね。
決算シーズンということも大きかったと思います。
それでは、いつも通り振り返り、景況感、投資の順にいきましょう。
米国債券利回り、為替、ゴールド
為替は日米同時介入によって大きく円高方向へ動いたものの、その後は157~158円付近のレンジ相場のような動きとなりました。
金曜日には一時158円を抜けましたが、その後は戻して現在は157.8円付近となっています。
介入後も一方向に円高が進むわけではなく、今のところは様子見といったところでしょうか。
債券利回りは一旦下げたものの、その後はやや戻しています。
ゴールドは介入後に大きく上昇しました。
ドルインデックスの低下もあり、ゴールドはここにきて息を吹き返してきた印象です。
株式指数
今週は全体的に堅調でした。
特にMicrosoftとAmazonの好決算が好感されたことで、NASDAQとS&P500は大きく上昇しました。
Microsoftはクラウド・AI関連の成長見通しが評価され、株価が大きく上昇。
AmazonもAWSの強い成長が評価され、AI関連投資への懸念を和らげる結果となりました。
その流れを受け、翌日の日本市場でも日経平均やTOPIXが上昇しています。
先週までAI・半導体関連への投資負担警戒する動きがありましたが、今回の決算では「これだけ投資しても、それに見合う需要がある」ということを改めて確認できたように感じます。
景況感
まず中東情勢ですが、地政学リスクは米国以外の地域を中心に進んでいるように感じます。
一方で、米国とイランについては大きな進展はなく、引き続き警戒が必要な状況という印象です。
米国債券利回りと為替については、日米同時介入後の様子見ムードといったところでしょうか。
ただ、金曜日に発表された米国雇用統計にはかなり驚きました。
7月の非農業部門雇用者数は23,000人減少。
さらに過去分も大きく下方修正され、5月は66,000人、6月は37,000人、それぞれ下方修正されています。
5月と6月を合わせると、これまで発表されていた数字より103,000人少なくなりました。
これはFRBにとって、金融政策を判断するうえでかなり難しい材料になったと思います。
インフレを警戒して金利を高く維持したい一方で、雇用市場が想定以上に弱くなっている可能性が出てきたからです。
今後の利下げ・利上げ観測にも影響する重要な材料になりそうです。
ゴールドは、ここにきてようやく息を吹き返しました。
個人的には「やっと反発した」という印象です。
ドルインデックスが下がってくれたことが大きいと思います。
為替介入に加えて、中東情勢や中国のAI関連の動きなど、複数の要因が重なっていると考えています。
ゴールドはしばらくレンジ相場が続いていましたが、ここから再びトレンドが出てくるのか注目しています。
決算については、ハイパースケーラーはやはり強かったというのが率直な感想です。
Metaは決算でEPSが市場予想を下回り、株価も嫌気されましたが、MicrosoftやAmazonなどを見ると、依然として莫大なAI関連投資を続けながら、それを収益につなげる構図が見えてきました。
AI関連の競争は今後さらに激しくなると思います。
現時点では、まだAI・半導体関連のビッグテックが主役だと見ています。
ただ、これだけ投資規模が大きくなってくると、今まであまり注目されていなかった企業やセクターにも資金が流れてくる可能性があります。
AI・半導体そのものだけでなく、その周辺で恩恵を受ける「脇役」にも注意しておいた方が良さそうです。
投資
※銘柄名を出していますが、投資を推奨するものではありません。 投資は自己責任でお願いします。
まずは個別銘柄から。
キオクシアのS株ですが、月曜日と火曜日は朝と昼の気配値がイマイチだったため見送りました。
水曜日の朝の気配値が良さそうでしたので、1株を売却し、もう1株は保持しています。
平均40545円で取得したものを54760円で約定しました。
木曜日、金曜日は気配値がイマイチだったため、残りの1株は持ち越しています。
余剰資金の範囲内で、短期のリバウンドを狙ったスイングでしたが、今回はいいタイミングではまったと思います。
残りの1株についても、焦らず売却タイミングを見ていきます。
続いて、売却タイミングを見ているフジクラです。
こちらは予想以上の好決算でした。
金曜日の朝は気配値がイマイチでしたが、前場中に反発して大きく上昇。
その後の決算発表を受けて、さらに大きく上昇する展開となりました。
地合いも良くなってきているので、気配値を見ながら来週は半分程度を利確できればというところです。
次に買いたいセクターは、今のところ銀行でしょうか。
大きく跳ねるタイプではありませんが、日本では9月の追加利上げ観測も意識されているため、押し目があれば買っておきたいと思っています。
第1候補は三菱UFJですが、かなり高くなっているので、中期スイングで考えるなら、もう少し手頃な地方銀行にするか検討中です。
資金源はフジクラの売却分を考えていますので、実際にはフジクラをどこで売却できるか次第になります。
半導体ETFについては、トレンドに合わせて買い増すルールにしているため、まずは25日線までの戻りを見ている状況です。
買い増したい気持ちもありましたが、ここはルールベースで進めています。
NTTは上昇に転じたため、今週は押し目待ちで終わりました。
続いて投資信託の積立です。
こちらはFear&Greedが一気にGreedとなりましたので、積立金額は抑え気味にしています。
VIXも低く、含み益はいい感じに上昇中です。
ゴールドも復調してきたことで、含み益は最高値付近まで戻ってきました。
この1週間は、いいポジションを持てていた人にとっては、かなり利益を取りやすい相場だったと思います。
上手く取れた方、おめでとうございます。
一方で、思ったように取れなかった方もいるかもしれません。
ただ、こういう相場のときほど慌てないことが大切だと思っています。
私自身も試行錯誤しながら、マイルールを少しずつ見直しています。
相場は毎回同じ動きをするわけではありません。
だからこそ、自分なりに「利益を取るためのルール」と「退場しないためのルール」を作っていくことが大切だと思っています。
お互いに、自分に合った投資ルールを少しずつ作っていきましょう。
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