こんばんは。
為替が慌ただしく動く週でしたね。
米国では原油高などから利上げ懸念が強まっていましたが、週半ばにはウォラー理事やウィリアムズNY連銀総裁から、今後のインフレ指標次第では9月の利上げを急がない姿勢が示され、一度は利上げ懸念が後退しました。
ところが週末に発表された8月雇用統計では、非農業部門雇用者数が+16.2万人と市場予想を大きく上回り、失業率は4.1%で横ばいとなりました。雇用市場の底堅さが確認されたことで、再び9月利上げの可能性が意識される展開となりました。
一方、日本では米財務長官のベッセント氏による日本の金融政策・為替政策への言及に加え、植田日銀総裁や日銀関係者からも利上げを意識させる発言が相次ぎ、9月利上げ観測が強まりました。
米国の金融政策は利上げ懸念が後退したと思えば雇用統計で再燃、日本では利上げ観測が強まり、為替も大きく円高方向へ動くなど、かなり振り回された一週間だったと思います。
このあたりを踏まえて、今週の振り返りから行ってみましょう。
為替が慌ただしく動く週でしたね。
米国では原油高などから利上げ懸念が強まっていましたが、週半ばにはウォラー理事やウィリアムズNY連銀総裁から、今後のインフレ指標次第では9月の利上げを急がない姿勢が示され、一度は利上げ懸念が後退しました。
ところが週末に発表された8月雇用統計では、非農業部門雇用者数が+16.2万人と市場予想を大きく上回り、失業率は4.1%で横ばいとなりました。雇用市場の底堅さが確認されたことで、再び9月利上げの可能性が意識される展開となりました。
一方、日本では米財務長官のベッセント氏による日本の金融政策・為替政策への言及に加え、植田日銀総裁や日銀関係者からも利上げを意識させる発言が相次ぎ、9月利上げ観測が強まりました。
米国の金融政策は利上げ懸念が後退したと思えば雇用統計で再燃、日本では利上げ観測が強まり、為替も大きく円高方向へ動くなど、かなり振り回された一週間だったと思います。
このあたりを踏まえて、今週の振り返りから行ってみましょう。
〇米国10年債利回り、為替、ゴールド
米10年債利回りは一時4.8%を超える水準まで上昇しましたが、その後はやや低下し、週末時点では4.78%前後となっています。
8月雇用統計後には一時4.81%付近まで上昇しており、9月の利上げをかなり織り込む動きとなりました。
為替は160円付近から一時155円台まで円高が進み、その後は156円台まで戻しています。
米国では雇用統計によって利上げ懸念が再燃する一方、日本では9月利上げ観測が強まっており、日米の金融政策の方向性の違いが円高を後押ししたように見えます。
ゴールドは為替や金利に振り回され、方向感のない動きとなりました。
8月雇用統計後には一時4.81%付近まで上昇しており、9月の利上げをかなり織り込む動きとなりました。
為替は160円付近から一時155円台まで円高が進み、その後は156円台まで戻しています。
米国では雇用統計によって利上げ懸念が再燃する一方、日本では9月利上げ観測が強まっており、日米の金融政策の方向性の違いが円高を後押ししたように見えます。
ゴールドは為替や金利に振り回され、方向感のない動きとなりました。
〇株式指数
米国株は利上げ懸念から軟調になる場面がありましたが、ウォラー理事などの発言を受けて一時的に買い戻される場面もありました。
しかし週末の雇用統計で再び利上げ観測が強まり、金利上昇とともに株式市場は上値の重い展開となっています。
日本株は円高の影響もあり、米国株ほど戻りが強くない印象です。
現在はFOMCを前に金融政策への警戒感が強く、ポジション調整が入りやすい状況だとみています。
しかし週末の雇用統計で再び利上げ観測が強まり、金利上昇とともに株式市場は上値の重い展開となっています。
日本株は円高の影響もあり、米国株ほど戻りが強くない印象です。
現在はFOMCを前に金融政策への警戒感が強く、ポジション調整が入りやすい状況だとみています。
〇景況感
米国
8月の雇用統計はかなり強い結果となりました。
非農業部門雇用者数は+16.2万人と市場予想を大きく上回り、失業率は4.1%で横ばいでした。
一方で平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.1%と、賃金上昇が再加速しているわけではありません。
そのため、
「雇用は強いが、賃金インフレが再加速しているわけではない」
という点は意識しておきたいところです。
単月の雇用統計だけで9月利上げが決定的になったとは考えていません。
実際、ウォラー理事は、今後発表されるインフレ指標が鈍化を続けるのであれば9月は据え置きを支持する姿勢を示しています。一方、インフレが再加速すれば利上げを支持する可能性も示しており、今後のCPIなどが非常に重要になっています。
そのため、現時点では利上げ・据え置きの両方が残っている状態だとみています。
パウエル氏が議長だった場合と比べると、現在のFRBはインフレへの警戒感が強く、利上げの可能性を完全には無視できない状況です。
それでも個人的には、雇用統計だけで9月利上げを決めるには材料として弱く、現在の債券利回りはやや利上げを織り込み過ぎている印象があります。
株式市場も方向性を決める材料が不足しており、FOMCに向けたポジション調整が続く可能性があるとみています。
現状はまだ高値圏にあるため、もう一段下げる可能性も考えています。
非農業部門雇用者数は+16.2万人と市場予想を大きく上回り、失業率は4.1%で横ばいでした。
一方で平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.1%と、賃金上昇が再加速しているわけではありません。
そのため、
「雇用は強いが、賃金インフレが再加速しているわけではない」
という点は意識しておきたいところです。
単月の雇用統計だけで9月利上げが決定的になったとは考えていません。
実際、ウォラー理事は、今後発表されるインフレ指標が鈍化を続けるのであれば9月は据え置きを支持する姿勢を示しています。一方、インフレが再加速すれば利上げを支持する可能性も示しており、今後のCPIなどが非常に重要になっています。
そのため、現時点では利上げ・据え置きの両方が残っている状態だとみています。
パウエル氏が議長だった場合と比べると、現在のFRBはインフレへの警戒感が強く、利上げの可能性を完全には無視できない状況です。
それでも個人的には、雇用統計だけで9月利上げを決めるには材料として弱く、現在の債券利回りはやや利上げを織り込み過ぎている印象があります。
株式市場も方向性を決める材料が不足しており、FOMCに向けたポジション調整が続く可能性があるとみています。
現状はまだ高値圏にあるため、もう一段下げる可能性も考えています。
日本
9月の日銀利上げについては、以前は「9月に踏み切れるか」という見方をしていましたが、ここまで材料が揃ってくると、かなり現実味が増してきたと感じています。
植田総裁も9月会合で利上げを議論する可能性を示しており、今後発表される物価や景気の数字が重要になりそうです。
一方で、今回の円高によって輸出企業など一部の企業には株価の下押し圧力がかかりそうです。
また、日本の消費支出は7月の実質ベースで前年比-3.6%となっています。
物価が高い中で個人消費が弱い状態が続いているため、家計の負担が増えている可能性はありそうです。
景況感が比較的高い一方で消費が弱いという状況が続けば、今後は個人消費の減速が景気の下押し要因になる可能性も警戒しておきたいところです。
インバウンド需要の動向も含め、国内消費が今後どう推移するかは確認していきたいと思います。
植田総裁も9月会合で利上げを議論する可能性を示しており、今後発表される物価や景気の数字が重要になりそうです。
一方で、今回の円高によって輸出企業など一部の企業には株価の下押し圧力がかかりそうです。
また、日本の消費支出は7月の実質ベースで前年比-3.6%となっています。
物価が高い中で個人消費が弱い状態が続いているため、家計の負担が増えている可能性はありそうです。
景況感が比較的高い一方で消費が弱いという状況が続けば、今後は個人消費の減速が景気の下押し要因になる可能性も警戒しておきたいところです。
インバウンド需要の動向も含め、国内消費が今後どう推移するかは確認していきたいと思います。
〇投資
VIXはまだ低い水準ですが、Fear & Greedは一気にFearまで低下しました。
積み立てはマイルールに従って、積み増し設定に変更しています。
為替も円高方向に動いたこともあり、外貨資産を含めた資産全体では今週はそこそこ下落しました。
積み立てはマイルールに従って、積み増し設定に変更しています。
為替も円高方向に動いたこともあり、外貨資産を含めた資産全体では今週はそこそこ下落しました。
日本株ではGX半導体ETFが-1σの指値に刺さり、買い増しとなりました。
日経半導体ETF、防衛ETFはそこまで下がらず、買い増しはありませんでした。
金融・保険が下がれば買いたいと思い指値も入れていましたが、こちらは思ったほど下げませんでした。
こちらも含み益は今週下がっています。
日経半導体ETF、防衛ETFはそこまで下がらず、買い増しはありませんでした。
金融・保険が下がれば買いたいと思い指値も入れていましたが、こちらは思ったほど下げませんでした。
こちらも含み益は今週下がっています。
今週何日か見ていた銘柄は松屋です。
ストップ安まで下落したことで気になっていました。
インバウンド需要などで高騰した後の下落だったため、1,800円あたりまで下げれば2,000円程度まで戻すリバウンドを狙えるのではと考えていました。
ただ、実際には2,200円付近で下げ止まっており、まだ下げる可能性もありそうです。
この位置から無理にリバウンドを狙う必要はないと判断し、今回は見送りました。
キオクシアも5万円付近で推移しており、こちらも大きな押し目はありませんでした。
ストップ安まで下落したことで気になっていました。
インバウンド需要などで高騰した後の下落だったため、1,800円あたりまで下げれば2,000円程度まで戻すリバウンドを狙えるのではと考えていました。
ただ、実際には2,200円付近で下げ止まっており、まだ下げる可能性もありそうです。
この位置から無理にリバウンドを狙う必要はないと判断し、今回は見送りました。
キオクシアも5万円付近で推移しており、こちらも大きな押し目はありませんでした。
今週は金融政策への警戒感が強く出そうなので、買い増ししているETFについてはルール通りに指値を入れていく予定です。
一方、個別株については、よほど条件が良くならない限り、リバウンド狙いは控えめにする予定です。
スイングでのリバウンド狙いとしては、半導体銘柄が有力だと考えています。
ただ、まだどこまで下げるのか判断しにくいため、来週の値動きと需給を見ながら判断したいと思います。
前回のように落ちるナイフを掴まないように、今回はしっかり下げ止まりを確認してから拾いにいくように気をつけます。
来週はFOMCを控え、米国のインフレ指標や金利、為替の動きにも注意しながら、慎重に楽しみたいと思います。
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