こんばんは。
昨晩の米国株は一転してプラスに転じました。特にビッグテック数社が急騰し、NASDAQは大きく上昇。本当に相場は読めないものですね。
日経平均も続伸と、一見すると市場は好調そうですが、少し気になる点もあります。
米国市場の動きでは、株式は上昇↗、債券は横ばい→、為替も横ばい→、ゴールドは上昇↗と、相関関係がやや崩れています。
ゴールドが買われていることから、市場には警戒感が残っているようにも見えます。一方で、VIXは低水準。株式市場は楽観ムード、あるいは利下げ期待が先行して動いている印象です。
このままいくと、どこかのタイミングで株式またはゴールドのどちらかに調整が入りそうだと見ています。
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【19時頃の米国市場(CFD先行指数)】
US30:+0.56%
US500:+0.78%
USTech100:+0.77%
日中も堅調に推移しています。VIXも低下しており、特別な材料が出なければこのまま維持されそうです。
米10年債利回り:4.221%
ドル円:147.33円
どちらも横ばい推移ですが、戻りのある動きを見せています。市場が「このあたりが適正水準」と判断しているのかもしれません。
ゴールド:3451.5ドル(+0.53%)
fear & greed indexは「neutral」となっており、ややバランスの取れた心理状態ですが、VIXとの温度差は気になるところです。
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【まとめ】
VIXは低下していますが、fear & greedはneutral。このズレから、市場参加者のスタンスが分かれていることが伺えます。
リスクオン:9月の政策金利引き下げを期待して株式を買う動き
リスクオフ:FRB動向、雇用の悪化、関税問題などへの警戒からゴールドを買う動き
特にリスクオンの動きはやや過熱気味にも見えます。米国市場はこのような短期的な楽観で上昇する傾向があるため、短期トレードをしている方は反転には注意が必要です。
もし反転した場合、それなりの下落になる可能性もあるため、慎重に見守りたいところです。
日本市場では、半導体銘柄が安くなってきていますが、私は短期トレードをしていないため、反転待ちのスタンスです。
皆さんも相場の動きには十分ご注意くださいね。
それでは、今日はこのへんで。
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