こんばんは。
今日の日本株市場は、予想通りやや軟調でしたが、下げ幅は想定よりも小さく収まりました。米国市場が堅調に推移するようであれば、ここで下げ止まる可能性もあると感じています。
注目されたのは、米国とEUの関税合意です。この合意は市場にとってポジティブ材料と捉えられそうですが、今日の日本株の下落には、他国との交渉状況なども織り込まれていたように思われ、底打ちかどうかの見極めはまだ難しい局面です。
今後、他国との合意も出てくる可能性があり、市場にはさらなる動きが出てくるでしょう。
---
【21時時点の米国市場の様子】
US30:+0.07%
US500:+0.22%
USTech100:+0.37%
いずれもプラス圏を維持していますが、上昇幅はやや縮小しており、「かろうじて」といった印象です。
米10年債利回り:4.402%(大きな動きなし)
ドル円:148.13円(ドル高進行)
日本10年債利回り:1.571%(やや低下)
ゴールドは3,389.52ドルで、現物価格はもう少し低めに推移しています。
先物価格を投資目線で見ると、株式の下げ幅以上に金の値動きはやや大きめで、調整の兆しとも受け取れます。
---
【まとめ】
相場全体としては、揺らぎながらも上昇トレンドを維持しているように見えます。
米国政府としても妥協できる内容で合意が進んでいる印象があり、他国もトランプ氏の「ディール」に応じる流れが出てくるのではと見ています。
どの程度のスピードで進展するかは不透明ですが、現時点ではこのトレンドはもう少し続くと予想しています。
関税による物価の変動は、もう少し先に顕在化してくると思われるため、その点は注意が必要ですね。今は含み益を享受できている時期かもしれませんが、いわば「前払いの多めの利益」だと捉え、下落局面が来ても慌てない心構えを持っておきたいところです。
今日の日経平均は終値で41,000円を割り込みましたが、午後からは下げ渋りました。
私としては予想と少し違う動きであったため、先物の動きを確認したうえで、保有している日経ダブルインバースについては明日中にも手仕舞いを検討しています。
---
私はリスクを抑えた運用を心がけており、キャピタル狙いの取引は、予想レンジから外れた場合は早めの判断を大切にしています。
天井や底を狙うのは難しいことですし、一歩二歩手前での利確や撤退で十分だと割り切っています。
それぞれの投資家が、自分に合った「心地よい取引」ができるよう意識していけたら良いですね。
それでは、今日はこのあたりで。
---

にほんブログ村

株式ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿